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エクセル統計 搭載機能

数量化4類 : Quantification Method of the Fourth Type

概要

数量化4類は、順序尺度からなるデータを用いた多次元尺度法といえます。高次元データを低次元データにマッピングし、類似したものを見つけ出します。

多変量データと類似度行列データとに対応しています。分析の結果、座標値と散布図が求められます。

多変量データにおいては、1つでも変数の欠けているケースは分析実行時に自動的に除かれて計算されます。

分析例ファイルのダウンロード

数量化4類を使用する際のデータの形式やダイアログの指定方法、出力結果などを以下のExcelファイルからご確認いただけます。ダウンロードしてご参照ください。この分析例ファイルは、製品をご購入された場合にも自動でインストールされます。

 ex_09_Multivariate.xlsx

なお、エクセル統計の無料体験版では、分析例ファイルのデータを実際に分析してみることができます。

 無料体験版ダウンロード

処理対象データ

データベース形式

データサイズ範囲 処理対象データ
行数列数数値文字列空白
個体の布置 データラベル 3~1,000行 1列
分析に用いる変数 3~1,000行 2~100列
変数の布置※1 分析に用いる変数 3~1,000行 3~100列

※1:変数の布置をプロットする場合は、データラベルの情報を分析には用いません

行列形式

データサイズ範囲 処理対象データ
行数 列数 数値 文字列 空白
2~300列 2~300列 × ×※2

※:…処理可、×…処理不可、…欠損値として除く

※2:対角要素のみ空白は0として処理

行列形式概要

数量化4類(行列形式)

  • 2行2列以上の正方行列であること
  • 対角要素は空白または0であること

設定項目

Excelの[エクセル統計]タブから、[多変量解析]→[数量化Ⅳ類]を選択すると以下のダイアログが表示されます。入力データがデータベース形式の場合について説明します。

データベース形式ダイアログ 「変数」タブ

「数量化Ⅳ類」データベース形式ダイアログ 変数タブ

データ入力範囲 必須
データ入力範囲の変更を行う場合、[変更]ボタンを選択します。データ入力範囲のダイアログが表示されるので、データ入力範囲を設定して[戻る]ボタンを選択します。なお、データ入力範囲の先頭行は変数名となります。
データラベル
[変数リスト]から[データラベル]の変数を設定します。
分析に用いる変数 必須
[変数リスト]から[分析に用いる変数]を設定します。

データベース形式ダイアログ 「オプション」タブ

「数量化Ⅳ類」データベース形式ダイアログ オプションタブ

距離計算 必須
距離計算として[ユークリッドの距離]、[平方ユークリッドの距離]、[基準化ユークリッド距離]、[マハラノビスの汎距離]のいずれかを選択します。
分析方向 必須
分析方向として[個体の布置]と[変数の布置]のいずれかを選択します。
計算する次元数 必須
計算する次元数を設定します。初期設定は「2」になっています。

行列形式ダイアログ

「数量化Ⅳ類(行列形式)」行列形式ダイアログ

データ入力範囲 必須
300 行 × 300 列までの正方行列を指定します。対角要素はすべて 0 または空白である必要があります。
先頭行をラベルとして使用
入力範囲の先頭行が変数ラベルの場合、このチェックボックスをオンにします。初期設定はオンになっています。
先頭列をラベルとして使用
入力範囲の先頭列が変数ラベルの場合、このチェックボックスをオンにします。初期設定はオンになっています。
データ内容 必須
データ内容として[非類似度]と[類似度]のいずれかを選択します。[非類似度]を選んだ場合はすべての要素に−1を乗じて分析を行います。
計算する次元数 必須
計算する次元数を設定します。初期設定は「2」になっています。

出力内容

データベース形式

ケースの要約 有効ケース、目的変数のみ不明、説明変数のみ不明、ともに不明、全体の「サンプルサイズ」と「割合」
基本統計量 説明変数と目的変数の各変数の「サンプルサイズ」、「平均」、「不偏分散」、「標準偏差」、「最小値」、「最大値」
相関行列 目的変数の全体と各群における説明変数間の相関係数の行列
類似度行列(距離行列) 対象間の距離行列
H行列 類似度行列を変換して得られる対称行列
固有値 各次元に対する固有値
固有ベクトル 各次元に対応する固有ベクトル
【グラフ】投影結果 次元1の固有ベクトルを横軸に、次元2の固有ベクトルを縦軸にとり対象をプロットした散布図
グラフ用データ 投影結果のグラフ作成用のデータ

行列形式

分析対象行列 データ入力範囲に指定した分析対象行列
H行列 類似度行列を変換して得られる対称行列
固有値 各次元に対する固有値
固有ベクトル 各次元に対応する固有ベクトル
【グラフ】投影結果 次元1の固有ベクトルを横軸に、次元2の固有ベクトルを縦軸にとり対象をプロットした散布図
グラフ用データ 投影結果のグラフ作成用のデータ
数量化4類 | 投影結果

参考文献

エクセル統計を使えば、Excelのデータをそのまま簡単に統計解析できます。


多変量解析 その他の手法

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